ブラックジャック攻略法|勝率大幅UP?カードカウンティングのやり方を解説

ブラックジャックで勝率を上げるためには、シューに残っているカードが何かを把握することが最良の方法です。しかし、普通に考えて全てのカードを把握することはできません。

そこで考案されたのがカードカウンティングというテクニックです。この記事ではブラックジャックのカードカウンティングのやり方を解説していきます。

この記事を読んだら分かること
  • ブラックジャックのカードカウンティングとは?
  • カードカウンティングのやり方
  • ハイローシステムの特徴
  • カードカウンティングの注意事項

ブラックジャックのカードカウンティングとは?

カードカウンティングはディーラーのアップカードや自分のハンド、既に終了したゲームで使用したカードなど、場に出た全てのカードからシュー(山札)の中に残ったカードを把握し、これから出るカードを予測します。

シューの中身は後半になればなるほど偏りが生じるので、どんなカードが残っているかを把握できれば十分に勝率を高めることが可能です。

カジノでは禁止されている

カードカウンティングは完璧にできるようになると還元率が100%を超えると言われています。これはプレイヤーが勝つ確率が異常に高いということです。そのため、本場のカジノではカウンティングを禁止していて、バレた場合は出禁になるなど重いペナルティが課せられるほどゲームバランスを大きく崩す行為です。

オンラインカジノではバレる可能性の方が低いですが、それを防ぐための手段としてカードを全て使い切らず、一定の枚数を残した状態で全シャッフルをしたり、最初の時点でシューの上にあるカード数枚を裏側のままゲームから除外します。

テーブルゲームのブラックジャックの場合は、毎ラウンド終了後にカードを全てシャッフルするのでカウンティングは一切使えません。

ブラックジャックのカードカウンティングのやり方

ブラックジャックのカウンティングには様々な種類があり、それぞれ異なる特徴があります。その中でも初心者が使いやすいのが「ハイローシステム」というカウンティング方法です。

これはポイントを使ってカウントを行い、その数値によって攻めるべきか、そうではないのかを判断する指標を作ります。

以下でやり方を詳しく解説します。

ステップ1:カードをグループ分けする

まずは表になったカードを見て、以下のようにグループ分けをしていきます。

カードの数字ポイントの増減
10、J、Q、K、A-1
7、8、9±0
2、3、4、5、6+1

実際のゲームで照らし合わせて考えてみましょう。

上図では分かりやすくするために3ハンドにベットしていますが、これはハンドが1つの場合でも同じです。表になっているカードに前述したポイントを割り振り、その合計値を計算します。ここでは合計が+3なので、これを元にどういうアクションを取るか考えます。

合計値が示す意味

この合計値を見ることで、どのカードがシューの中に多く残っていて、どれが少ないのかがわかります。例えば合計値がマイナスになる場合は場に多くの「10、J、Q、K、A」が出たことを意味し、シューの中にはそれらが少ないということです。

合計値が0であれば「7、8、9」が多く出ている、あるいは10以上と6以下のカードが半々で出ていると考えられます。そうなると大きい数字と小さい数字が出る確率は半々です。

合計値が+1以上であれば「2、3、4、5、6」といった小さい数字が多く出ているので、ヒットした時に10以上のカードが出やすくなっています。

ステップ2:合算して出た数字からシューの中を予想しアクションを取る

前述したように合計値によってシューの中がどういう状態なのかがある程度予測できます。手札にもよりますが、合計値がマイナスで10以上のカードが多く残っている時は基本的にプレイヤーにとって有利です。ディーラーのアップカード次第では、ディーラーをバーストさせることもできますし、自身の初期手札が7〜9であればダブルダウンの成功率も高くなります。

合計値が0に近い数字で数字の高いカードが半々で残っている場合も、上記ほどではありませんがプレイヤーにとって有利です。ただ、プレイヤーがバーストする確率も高くなっているので慎重に判断する必要があります。

プレイヤーにとって不利なのは合計値がマイナスで強いカードが残っていない場合です。この場合は中途半端な数字が完成しやすく、先に行動を取るプレイヤーにとってはバーストのリスク、そして最弱と呼ばれる「16」ができやすい状態となります。この状態の時は無理に攻めず、最低金額をベットしたりサレンダーするなどして被害を減らす方がよいでしょう。

ステップ3:ステップ1と2を繰り返しながらプレイする

アクションを取るとディーラーの伏せカードが表になったり、お互いがヒットをするため合計値も再び変動します。それらを記録して最終的な合計値を導き出します。

これは次回以降のゲームでも同様です。また、各ゲームの合計だけでなく、シューがシャッフルされるまでの間、全てのポイントを累計して計算します。

シューの枚数が減っていけばいくほど、カウンティングの効果は高くなっていきます。

ブラックジャックのカードカウンティングの注意事項

今回はハイローシステムについて解説をしましたが、いずれのカードカウンティングも完璧な方法ではありません。これはカジノ側がオンラインカジノでの不正をなくすために、シューの中から数枚のカードを伏せたまま除外したり、シューを全て使い切らずにシャッフルするためです。

プレイヤーが全てのカードを把握できないようになっていますし、後半に途中でリセットされてしまうとブラックジャックのカウンティングは最大限の威力を発揮できません。

なので、あくまでも目安、もしくは判断材料の一つとすることが賢明です。

まとめ

ブラックジャックにはシューの残りのカードを把握し、プレイヤーが有利にゲームを進めるカードカウンティングというテクニックがあります。カウンティングの方法はいくつか種類がありますが、初心者でも実践しやすいのがハイローシステムです。

ハイローシステムは表になったカードを3つのグループに分けて、それぞれにポイントを割り振ります。そして、その合計値を計算することで現状がプレイヤーにとって有利か不利かを判断します。

ただ、カードカウンティングはカジノで禁止されているので、オンラインカジノでも対策がされており、その威力を完璧に発揮することはできません。なので、確実に勝てる方法ではなく、あくまでも指標の一つとして使うことがオススメです。

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